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やっつけ仕事(椎名林檎)

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今日は椎名林檎女史”やっつけ仕事”という曲について好き勝手語ります。

この曲の歌詞は軽度のうつ病の症状に似ている気がするのです。
林檎女史も多忙のあまり冴えない気分になっていたのでしょうか。
しかし、そういった憂鬱さえ、立派な曲として仕上げるのが美しいです。
彼女の曲は、人間の本質を描いているのです。
なげやりな気分も感情の一つなら、それも曲にしていいではないでしょうか。

では、歌詞を見ていきましょう。

毎日襲来する強敵電話のベル
追っては平穏なる感度を欲するのさ

高速 渋滞とは云っても低速だろう
真理とは相反する条理に従服姿勢


歌詞をみると、この曲、そして椎名林檎さんという人間は面白いです。

仕事の電話がジャンジャンなるのが、嫌だ。電話は自分の強敵だ。
渋滞の高速道路を走っているが、どっちにしろ仕事に行きたくない気分のせいでスピードなんて出してません。
真理(家で寝たいとか?)とは相反する条理(仕事しなきゃ・・・という状況)に服従している。

こういった意味で解釈できます。
ちなみに念のため調べてみましたが、”従服”という言葉はありません。
服従を曲のリズムに合わせるために入れ替えているのでしょう。
ある曲では”本物”を”モノホン”と言ったりしているので、それと同じ感じです。

何にも良いと思えない
余り憤慨もしない
今日は何曜日だった?
然して問題じゃないか
嗚呼痛い思いをしたいのに


何にも良いと思えないところが軽度の鬱かなと思うのです。
余り憤慨もしないのは、ただ単に穏やかな林檎さんの性格かもしれませんけど。
曜日感覚がなくなり、それもどうでもいいと思っている感じも、なんかわかるんですね。
こういう曲を聴いていると、少し林檎さんが近い存在のように思えるのです。

興味や関心を奪うほど合う辻褄
或いは目合(まぐわ)いを以て営(いとな)んでなんて目論で居ないか


ここの歌詞、ご注目ください。
”目合い”の意味を調べました。
”まぐわい”と読むのですが・・・・性行為という意味みたいです。
つまり「興味や関心をなしにしてしまえば、辻褄は合う。あるいは身体の関係をたくらんでいるのでは・・」
こんな感じの意味になるのです。

操作して頂戴
退屈が忌々しい
銀座線終電何時?
然して問題じゃないか
嗚呼機械になっちゃいたいのに

ここの部分はいかにもタイトルにぴったりです。
遅くまで仕事している様子や、それでいて投げやりな様子。
「ああ機械になっちゃいたいのに」という歌詞は見事な表現です。

ねぇ”好き”って何だっけ?
思い出せないよ・・・
思い出せないよ・・・・・


何にも良いと思えない

このあたりが、なんとなく軽度な鬱と思うのです。
好きなものにも興味を失ってしまう症状かなと。

余り憤慨もしない
今日は何曜日だった?
然して問題じゃないか


操作して頂戴
退屈が忌々しい
銀座線終電何時?
然して問題じゃないか

何にも良いと思えない・・
何にも良いと思えない・・・・
何にも良いと思えない・・・・・・・・

ねぇ”好き”って何だっけ?



ここらへんは繰りかえしの部分ですけど、なんだか話しかけられているようで好きです。

*”やっつけ仕事”はアルバム「加爾基 精液 栗ノ花(カルキ ザーメン クリノハナ)」に収録されています。
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