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走れゎナンバー(椎名林檎)

今日も更新します!

今夜は椎名林檎女史”走れゎナンバー”という曲について好き勝手語ります。

この曲は、自分の演じるべき姿、もしくは自分自身をレンタカーに例えている曲です。
”ゎナンバー”はレンタカーのナンバーですから。
この曲自体のミュージックビデオはないのですが、ライブでは「ゎ・417」というナンバーの車がフラフラと走っている映像が流れたりしていました。

さらに仮タイトルは“樹海へ”だったそうで「そうだ 樹海に行こう」という文字で始まっていることもありました。(確か彼奴等がゆく百鬼夜行のライブでした。)
そういう意味でこの曲は心中の曲とも解釈できます。もしくは現実逃避の曲とも受け取れるでしょう。
同じように心中や現実逃避を歌った曲は「迷彩」や「JL005便で」「入水願い(東京事変)」などがあります。

では、歌詞を見ていきましょう。

この密室を拵(こしら)える要素は 大概が借り物で、自分もそう
降りこんだ雨の率直さは、自由と不自由とを、分け入る様。

絶対戻れやしない。一体何処へ行こうか。考えるまい。



”この密室”とはレンタカーの車内のことでしょう。
天候(=心の模様)は雨で、どこへいってもいいという自由と、絶対戻れないという不自由がある。
この部分で心中や現実逃避といった意味が彷彿されています。

環状線脱出したい。JCTは大渋滞。止まんないで。運んで行って。どこへでも。
充電10%を切ったiPhoneよ、さあ。見限って、どうか。


”環状線”は”退屈な日常生活”とでも解釈しておきましょう。
”充電10%を切ったiPhone”とは、いうまでもなく力尽きてしまいそうな自分のことでしょう。

取り巻いた環境の全部が、決断を迫って技量を問う。
責任能力を問うてくれ。立証できやしまい。じゃ、自分は如何(どう)。


?!このあたりは、警察の取り調べ?
”責任能力を問う”や”立証”という歌詞からふと思いました。
違いますかね。

一層忘れられたい。消えてなくなろうか。引き返すまい。
中央道突破したい、界隅(かいわい)の視界がない。焦んないで。落ち着いて行って。
足が付いちゃう。No.(ナンバー)の特定を急いだオービスよ、さあ。見逃して、どうか。

なんか失踪している感じですね。
”オービス(自動速度違反取締装置)よ見逃して”とかちょっと違法なくらいの逃げ方です。

訥々(とつとつ)と鳴くワイパー、能弁な流行歌。差し障り合う。
関係を断ち切りたい。一切を金輪際。
焦(じ)れったいわ、面倒くさいわ、どうしようもない。
ドライバー失格運転できていなもん。要は自分さえも。
ハザード。


先ほどのスピード違反の描写もこの落ち着いていない運転の様子も、自分をコントロールできていない自分を表現していたんですね。

返そう。もう皆返そう。レンラカーならハイオク満タン現金で元通り。
ああ、燃料0%を切った我が身は、どこへ返そうか。
決して捜さないで。


コントロールできないのが、レンタカーのことなら返せばいいだけ。しかし、我が身のこととなれば返すとこもなく、どうすればいいことか・・・・
こんな感じの意味でしょう。
そして、「決して捜さないで」で終わるところも心中や現実逃避の曲という感じです。










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